今回はサッカーネタのみです。たまには呟きたいんですよ。

さて、最近叩かれがちな俊輔について。

もともと本田と比較される形で人気が落ち込み、
またオランダ戦のパフォーマンスが酷かったことで俊輔が最近叩かれてますが、
一応擁護というか、今の代表における俊輔の役割とか考えつつお話を。

まず、試合見ればわかりますけども、今の俊輔は相当コンディション悪いです。
ずっと足首のケガ引きずってますしね。
ロナウジーニョがミランに来たばかりの頃、全く走らないので
サポーターから「地蔵」と揶揄されてましたが、ロニーほどではないものの、
今の俊輔もピッチの上では地蔵と言われても言い過ぎではないぐらいの出来。

ただ俊輔の場合、もともとスピードもフィジカル特別あるわけではなく、何があるといえばテクニック。
ボールコントロールと、何よりもキックの精度が抜群に良かった。

コンディションが良くても、実は流れの中ではサイドアタッカーとして特別優秀な選手ではないと僕は考えていて、
ただそれを補って余りある、セットプレーでの「一発芸」があったから、欧州でも勝負できたのだと思います。

実際にセルティック時代には、マンU相手に今も語りぐさになるFKを決めてますしね。

もとがそういうタイプの選手なので、コンディションが悪ければ
流れの中で動きを期待できないっていう批判は今更感があると思ってます。

ときに、もう代表には俊輔はいらんという声も聞こえます。
コンディションがそれほど悪いなら、呼ぶなと。足首のケガに関しては以前から明らかで、
昨季はプレイの機会も限られていた選手を、なぜ呼ぶのか。
他の選手を呼んだ方がいいじゃないかっていう声もありますね。

僕も、他に呼ばれても良かったんじゃない?って思う選手はいますけども、
それはそれとして、それでも今の日本なら俊輔は呼ぶべきだったと思ってます。
更に、オランダ戦での俊輔投入も、選択肢として悪くなかったと思います。

はっきり言って、オランダに先制された時点であの試合はほぼ負けだったと思うんですよ。
前半終了時点で日本の攻めに怖さが足りないことはバレてますし、
点を取って焦りがなくなったオランダからの得点は尚更厳しい。

流れの中で点が取れないとなれば、「一発芸」に期待するしかないわけです。

FKに関しては本田も強力な無回転蹴りますけども、コントロール系のキックなら俊輔が上。
というか、キックだけなら今でも日本で一番上手いんじゃないでしょうか。

少なくとも、セットプレー時のオプションを増やす方が、やみくもに元気がいいだけの
アタッカーを増やすより、同点弾への芽があると監督は踏んだのではないでしょうか。

結果的には、そんな機会は巡って来なかったし、そのまま負けてしまいましたが、
采配としては間違いではないと思ってるんですよね、僕は。
チームとして流れの中では上げたトゥーリオなどにシンプルにボールを当てて
パワープレイ気味にチャンスを伺いつつ、その分をカバーしながら、
ただキックを蹴らせてもらえる機を待つというのが、俊輔が担ったタスクだったのではないかと思います。

もちろん俊輔のコンディションがより良かったらとは思います。
今の俊輔は球際で勝負できる自信というかイメージを失っていて、足もついて来ないのかなあと感じます。

ただ一方で、もともとオプションの少ない日本にあって、
戦術的オプションを与えてくれる数少ない選手なのだから、
代表メンバーとしての価値は今でも一定のものがあると思います。


でもまあ、今は本田、松井、大久保を並べたゼロトップ気味のシステムが
戦術としてやっと形になりそうなところで、このシステムだと俊輔のスタメンは考えにくいので、
仮に俊輔のコンディションが最高でも、直ちにスタメンというのは考えにくいですけどね。
ただネットでやたら叩かれてるので、普段サッカーを観ない方にも、どういう選手で、
代表にとって今どんな意味があるのかという部分で、こういう考え方をあるよというのを知っておいて欲しく。

まあそれも所詮は素人意見なんで、バリバリ間違ってるかもしれませんがorz

コメント

ゆきさん
2010年6月21日18:31

マゴーシならあげるよ〜



もう遅いかな?

nos
2010年6月21日20:13

>ゆきさん
お~、ありがとー。でももう買ってきちゃったから大丈夫よ。
今日ストレージ漁って安くてめぼしいカードは手に入れたからおkです。
nos

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