Pauper Dech Analyzeその2:ゴブリン
2010年9月20日 コモン構築デッキ紹介 コメント (3)栄えあるエタフェスの日にひっそりと、
改めましてのPauperデッキ紹介企画。
今回はゴブリンです。
ゴブリンは他のフォーマットにもアーキタイプとして存在しますが、
Pauperのものは基本的には高速ビートダウンですね。
【ゴブリン】
[サンプルレシピ]
17 Mountain
(17 lands)
4 Goblin Bushwhacker
4 Goblin Cohort
4 Goblin Sledder
4 Jackal Familiar
4 Mogg Conscripts
3 Mogg Flunkies
4 Mogg Raider
4 Mogg War Marshal
4 Sparksmith
(35 creatures)
4 Chain Lightning
4 Lightning Bolt
(8 other spells)
3 Flame Jab
4 Pyroblast
4 Seismic Shudder
4 Smash to Smithereens
(15 sideboard cards)
(10/9/10MO)
[特徴]
60枚のうち半数以上がクリーチャーであり、
その全てが2マナ以下の低マナ域に集中する
わかりやすいレシピの高速ビートダウン。
《モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts》と《ゴブリンの群勢/Goblin Cohort》、
《モグの略奪者/Mogg Raider》と《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》と、
1マナ域のキーカードのうち2種に同型再録を有し、
それぞれ事実上の8枚刺しを可能にしている点で、安定感が高い。
単色で土地も絞り込んであり、無駄のない動きを見せることが多い。
《墓所のネズミ/Crypt Rats》のような全体除去に弱いが、
全体除去自体が環境に少なく、また4キルが少なくないようなデッキなので、
メタられてもそれを押し切ってしまうことが少なくない。
ただ、事故でマリガンをすると勢いはそのまま削がれる。
[基本的な動き]
1tから5tぐらいまではひたすら動き続け、
クリーチャーを出し続け、アタックを繰り返してライフを削る。
《稲妻/Lightning Bolt》のような超優良除去と、
《モグの略奪者/Mogg Raider》の能力が絶え間ないアタックを可能にしている。
また、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》という必殺技も備え、
盤面が膠着したように見えても一気に相手のライフレースを
狂わせてしまうこともある。
なお、《モグの略奪者/Mogg Raider》、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》の
両者と相性の非常にいい《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》も
単体でアドバンテージを取る性能も相まって、デッキの安定性と爆発力を支えている。
[バリエーション]
ゴブリンは完成度の高いレシピが確立されてきたため、
最近ではバリエーションはあまり多くない。
強いて言えば《火炎破/Fireblast》は1~4枚採用されることがある。
同型やビートダウンに強い《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist》も
採用しているレシピと採用しないものが見られる。
少し前であれば、《モグの狂信者/Mogg Fanatic》や
《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》、《 ぐらつく峰/Teetering Peaks》も入っていた。
なおいずれの場合でも、代わりに外されるのは
《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar》か
《モグの下働き/Mogg Flunkies》であることが多い。
[メタゲーム上の立ち位置]
ゴブリンはいつだっているし、どんなデッキ相手でも勝つ時は勝ってしまう。
ただそれでも、流行するのは、神秘コンのような遅いデッキが流行した後が多い。
また、数が減少することが多いのは、
ライフゲイン手段の多い中速のアプローチのデッキが増える時である。
トリコロールコンや白ウィニー、白黒ペストなどは苦手な部類。
もっとも最近では、同じ高速ビートダウンでも
ストンピィが流行しているため、以前より数は減っている感もある。
こんなところですね。結構僕の主観が混じって褒めすぎたかもしれません。
ゴブリンはたまに回しますが、好きなんですよ。
コンバットの練習になるデッキで、ブン回りの確率も高いので凄く楽しいですよ。
改めましてのPauperデッキ紹介企画。
今回はゴブリンです。
ゴブリンは他のフォーマットにもアーキタイプとして存在しますが、
Pauperのものは基本的には高速ビートダウンですね。
【ゴブリン】
[サンプルレシピ]
17 Mountain
(17 lands)
4 Goblin Bushwhacker
4 Goblin Cohort
4 Goblin Sledder
4 Jackal Familiar
4 Mogg Conscripts
3 Mogg Flunkies
4 Mogg Raider
4 Mogg War Marshal
4 Sparksmith
(35 creatures)
4 Chain Lightning
4 Lightning Bolt
(8 other spells)
3 Flame Jab
4 Pyroblast
4 Seismic Shudder
4 Smash to Smithereens
(15 sideboard cards)
(10/9/10MO)
[特徴]
60枚のうち半数以上がクリーチャーであり、
その全てが2マナ以下の低マナ域に集中する
わかりやすいレシピの高速ビートダウン。
《モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts》と《ゴブリンの群勢/Goblin Cohort》、
《モグの略奪者/Mogg Raider》と《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》と、
1マナ域のキーカードのうち2種に同型再録を有し、
それぞれ事実上の8枚刺しを可能にしている点で、安定感が高い。
単色で土地も絞り込んであり、無駄のない動きを見せることが多い。
《墓所のネズミ/Crypt Rats》のような全体除去に弱いが、
全体除去自体が環境に少なく、また4キルが少なくないようなデッキなので、
メタられてもそれを押し切ってしまうことが少なくない。
ただ、事故でマリガンをすると勢いはそのまま削がれる。
[基本的な動き]
1tから5tぐらいまではひたすら動き続け、
クリーチャーを出し続け、アタックを繰り返してライフを削る。
《稲妻/Lightning Bolt》のような超優良除去と、
《モグの略奪者/Mogg Raider》の能力が絶え間ないアタックを可能にしている。
また、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》という必殺技も備え、
盤面が膠着したように見えても一気に相手のライフレースを
狂わせてしまうこともある。
なお、《モグの略奪者/Mogg Raider》、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》の
両者と相性の非常にいい《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》も
単体でアドバンテージを取る性能も相まって、デッキの安定性と爆発力を支えている。
[バリエーション]
ゴブリンは完成度の高いレシピが確立されてきたため、
最近ではバリエーションはあまり多くない。
強いて言えば《火炎破/Fireblast》は1~4枚採用されることがある。
同型やビートダウンに強い《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist》も
採用しているレシピと採用しないものが見られる。
少し前であれば、《モグの狂信者/Mogg Fanatic》や
《ドラゴンの餌/Dragon Fodder》、《 ぐらつく峰/Teetering Peaks》も入っていた。
なおいずれの場合でも、代わりに外されるのは
《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar》か
《モグの下働き/Mogg Flunkies》であることが多い。
[メタゲーム上の立ち位置]
ゴブリンはいつだっているし、どんなデッキ相手でも勝つ時は勝ってしまう。
ただそれでも、流行するのは、神秘コンのような遅いデッキが流行した後が多い。
また、数が減少することが多いのは、
ライフゲイン手段の多い中速のアプローチのデッキが増える時である。
トリコロールコンや白ウィニー、白黒ペストなどは苦手な部類。
もっとも最近では、同じ高速ビートダウンでも
ストンピィが流行しているため、以前より数は減っている感もある。
こんなところですね。結構僕の主観が混じって褒めすぎたかもしれません。
ゴブリンはたまに回しますが、好きなんですよ。
コンバットの練習になるデッキで、ブン回りの確率も高いので凄く楽しいですよ。
コメント
上手い人には、なかなか勝てる気がしないですね。
ただ、ブンブンで勝った時の爽快感は癖になりますね。
意図が明確でいいデッキですよね。
どこをめくってもゴブリンなのがプレイしても楽しいです。
〉M2_panakinさん
上手い神秘コンなんかとやると結構しんどいですからね。
最近は軽い単体除去でジャッカルの使い魔のような
クリーチャーを孤立させていくプレイがゴブリン相手に
よく見られますので、ジャッカルの使い魔とモグの下働きのスロットを削って、
ドラゴンの餌を投入するチューニングが有効かもしれません。お試しあれ。